社会人の受験生が非常に多い宅建試験で、一発合格を狙える通信講座をご紹介したいと思います。
宅建試験の一発合格を可能にしてくれるおすすめのweb通信講座を比較して順位を付けてランキングにしてみました。比較した項目は5項目(講義・テキスト・カリキュラム・フォロー制度・費用)です。
あなたの宅建通信講座選びのお役立ていただければ幸いです。
宅建通信講座をランキング形式で紹介
※カラータグの項目
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アガルートアカデミー宅建士講座(2020年度試験対応)
通信のみPC・スマホ・タブレット・音声DLウェブ・製本なし
カリキュラム テキスト 答練・模試 総合講義・過去問解析講座・総まとめ講座・模試 基本は製本、ウェブテキストはPC受講時のみ 〇 質問の可否 費用 特典 〇 2万9800円 合格全額現金保証・合格お祝い金2万円
評価
講義 5.0 テキスト 4.5 カリキュラム 4.5 フォロー 4.5 価格・割引制度 5.0
ひと言レビュー
もともとLECの司法試験講師だった方が興した、この中では最も新興の通信専門予備校のアガルート。講義・テキスト共にレベルは非常に高く、その甲斐あってか、受講者合格率が53.8%とかなりの高効率で合格を勝ち取っています。必要なものは一通り揃っている内容にもかかわらず、価格は業界最低レベル。なおかつ合格で全額返金という、ありえない価格戦略。教育訓練給付の適用はありませんが、カリキュラムをしっかりこなせば、一発合格を狙っている初心者にもおすすめできる講座といえます。
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フォーサイト宅建講座(2020年度試験対策)
通信のみDVD、PC・スマホ・タブレット)ウェブ・製本あり
カリキュラム テキスト 答練・模試 基礎講座・過去問講座・直前対策講座(バリューセット2) フルカラーテキスト 〇 質問の可否 費用 特典 〇 バリューセットセット56,800円~ 不合格なら全額返金制度あり
評価
講義 4.5 テキスト 4.5 カリキュラム 5.0 フォロー 4.5 価格・割引制度 5.0
ひと言レビュー
2020年度試験対策より、民法改正対応も手伝ってか内容をアップデートして、よりパワーアップしました。口コミで評判を呼ぶ資格通信講座のフォーサイトですが、そのキモはよそではなかなか見られない合格率。どの資格講座も総じて高い合格率を誇っていますが、宅建講座は直近本試験の受講者合格率が70.8%でした。講座内容も、「宅建合格」という目的のためにあらゆる面で申し分なく効率的かつ充実の教材、でいて、低価格を誇ります。条件付きで不合格全額返金制度がありますのも内容への自信に現れといえます。
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クレアール宅建(2020年合格目標)
通信のみPC・スマホ・タブレット、DVD(有償)製本(一部DL)あり
カリキュラム テキスト 答練・模試 入門・基本・実力アップ演習・法改正・公開模試・重要論点総まとめ 2色刷 ○ 質問の可否 費用 特典 ○ パーフェクトコース59,800円~ 合格祝い金8,000円、パーフェクトセーフティコ-ス選択で本試験受援料負担、早割
評価
講義 4.0 テキスト 4.5 カリキュラム 4.5 フォロー 4.5 価格・割引制度 4.5
ひと言レビュー
幅広く通信講座をリリースしているクレアール。知名度も高いですよね。このクレアール宅建講座は内容の充実が特徴になります。講座に結構な時間を取っていて通信専門の予備校には珍しいカリキュラムの充実。どちらかと言えば比較的時間の余裕のある方向けの講座で、その割には価格もリーズナブル。
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資格スクエア
通信のみPC・スマホ・タブレット製本・ウェブなし
カリキュラム 4.5 講義 4.0 テキスト 4.5 フォロー 2.0 価格・割引制度 4.0
ひと言レビュー
合格点を取るために一切の無駄を排除し効率化を図った宅建の通信講座です。新興の講座ですが後発組らしく、結構「新しい」学習方法だと思います。「過去問重視」という宅建が学習の王道方法と徹底的に実践する手法は共感できます。
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STUDYing宅建講座(2020年度試験対応)
通信のみPC・スマホ・タブレットウェブ・製本(有償)なし
カリキュラム テキスト 答練・模試 基本講座・スマート問題集・セレクト過去問集・過去12年分テーマ別過去問集 WEB(製本版は有償) スタートダッシュキャンペーンで付属 質問の可否 費用 特典 × 18,500円 合格お祝い制度(Amazonギフト3000円分)
評価
講義 4.0 テキスト 3.5 カリキュラム 3.5 フォロー 2.5 価格・割引制度 5.0
ひと言レビュー
忙しい社会人が、宅建士資格を短期合格で勝ち取るために開発された通信講座です。スマホなどで通勤時間などのすき間時間での勉強により威力を発揮する講座ですが、テキストやカリキュラムはコストダウンのあおりを受けている印象は否めません。それでも独学の場合とほとんど変わらない非常識な低価格はかなり魅力的。
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ユーキャン宅地建物取引士講座
通信のみなし(一部PC・スマホ・タブレット)製本あり
カリキュラム テキスト 答練・模試 民法入門ブック、実践テキスト、過去問集 過去問で出題率の高い箇所を厳選して掲載 〇 質問の可否 費用 特典 〇 63,000円 –
評価
講義 – テキスト 4.0 カリキュラム 4.0 フォロー 4.5 価格・割引制度 4.5
ひと言レビュー
通信講座の世界では老舗中の老舗、知名度も断トツのユーキャン。ユーキャンは基本的に講義というものを採用しておらず、テキスト学習を中心にスポットでウェブ映像が配信されるスタイル。ですので、あまり講座を取得しているという感覚が薄く、受講者の自律心に委ねられます。もっとも、テキストは初心者に優しい作りだしアウトプットはそれなりに充実していますし質問も可能。自分のペースで時間をかけて勉強したい方に向いている講座と言えます。
独学・通信講座・通学のメリット・デメリット
宅建試験の勉強方法は何も通信講座だけではありません。独学はもちろんですが、通学で受講する方法だってあります。それぞれメリットデメリットありますのでご自身に合った学習方法で合格を勝ち取っていただきたいです。
講座と独学
まずは講座受講と独学の比較をしてみましょう。
この両者の決定的な違いは2点。
- プロの講師の指導の下に勉強していくか自分でテキストとの教材を揃えて自分で学習を進めるか
- 講座費用(3万円程度~)を負担するか市販テキスト代のみ(数千円程度)で済ますか
なのだと思います。1と2は経済的側面から見ればトレードオフといいますか、講座受講のための対価ですし何もかも自分で済ますから実費のみということになります。
別の視点から見れば、講座受講であれば適切かつ効率的な学習が可能ですから、合格に足る実力が最短で身に付く、すなわち、宅建一発合格の可能性が高くなります。
独学では合格は無理?
では、プロの指導がない独学では合格は無理なのか。
もちろん、無理ということはありません。独学でも合格されていった方はたくさんいらっしゃいます。ただ、独学では適切かつ効率的な勉強はちょっと難しいので一発合格の確率は、講座受講と比べて大きく下がると思います。
初心者から勉強を始めるという方ではなおさらでしょう。
通信講座と通学
講座と独学の比較はご理解いただいたと思いますが、通信講座と通学の比較をしてみたいと思います。
通信講座の特徴
通信講座とは教材が配信または配送されてきて勉強するスタイルです。昨今はオンライン配信が中心ですから携帯性・利便性が飛躍的に向上しています。結果、自宅はいうに及ばず、自宅以外の場所でもスマホ1台あれば講義が受けられるというものになっています。
もうひとつ、いつでも好きな時間だけ受講ができるのも利点。これは何を意味するかというと、忙しい社会人でも時間・場所気にすることがなく合格を目指せるのです。
ネガな点は、孤独感や継続性の問題でしょうか。
通信講座だと一人で勉強することが殆どだと思いますので、基本的に孤独です。時として不安になったりすることもあろうかと思いますが、こういうときはちょっと辛い面もあるかもしれません。
もうひとつ、強制力が薄いのでしっかり勉強が続けられるかどうか心配の方も多いと思います。どう克服するか、個人による部分も大きい部分ですが、通信のデメリットな部分かもしれません。
通学の特徴
通学は決まった時間に決まった場所へ行って受講するスタイルですね。当然緊張感を持って集中して勉強ができますから学ぶには最も適したスタイルといえます。
受験仲間もできるでしょうし少なくとも受講時は孤独を感じることはないでしょう。
しかし、通学には大きなデメリットもあります。それは「人を選ぶ」ということ。当たり前ですが、決まった時間に決まった場所に行ける人のみが通学できます。しかも、教室は全国でも限られた場所、都心部です。
さらに、社会人では時間的に厳しいものがあるはず。結果、通学できる人は全体から見ればごく少数の者のみということになります。
まとめ
独学、通信講座、通学。それぞれ特徴を比較しメリットデメリットをあぶりだしてみましたが、現実的には
「独学か?通信講座か?」の選択になる方が多いのではないでしょうか?
必ずしも独学だと一発合格できなくて通信ならみんな一発合格するというものでもありません。あくまで確率の問題であって、可能性の問題です。
ここにそれぞれのメリットデメリットをまとめた表を貼っておきますので、どの道を選ぶかの参考にしていただければと思います。
メリット | デメリット | |
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独学 | 費用が実費のみ(数千円程度) 気軽に勉強できる |
適切かつ効率的な勉強は難しい 一発合格は難しく合格まで数年は覚悟 |
通信 | 一発合格が十分見込める いつでもどこでも好きなだけ勉強できる 通信専門予備校なら費用も安め |
費用が掛かる(数万円目安) 孤独感、勉強の継続性に不安 |
通学 | 一発合格が十分見込める 勉強に集中できる環境 孤独感、継続性はあまり心配ない |
予備校によっては費用が高い(10万円~) 通学できる人が少数派 |